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欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、上値が重い

 8日の欧州外国為替市場でドル円は上値が重い。22時時点では147.68円と20時時点(147.80円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。欧州時間に147.47円まで下落した後の戻りは147.80円台までと節目の148円を前に上値が重く、その後は米10年債利回りが4.06%台に低下するのをながめて147.60円台まで小緩んだ。

 ユーロドルは小高い。22時時点では1.1738ドルと20時時点(1.1726ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。米長期金利の低下によるドル売りを受けて1.1740ドル手前まで小幅に上伸。もっとも、フランスの内閣信任投票を控えていることもあり、積極的に上値を試す展開にはならなかった。

 ユーロ円はこう着。22時時点では173.35円と20時時点(173.30円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドル共に小動きとなる中、主に173.30円台でこう着した展開となった。


本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.47円 - 148.58円
ユーロドル:1.1692ドル - 1.1743ドル
ユーロ円:172.89円 - 173.91円


(川畑)
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