欧州マーケットダイジェスト・18日 株安・円安・ドル底堅い

(18日終値:19日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.69円(18日15時時点比△0.61円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=180.22円(△0.36円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1576ドル(▲0.0022ドル)
FTSE100種総合株価指数:9552.30(前営業日比▲123.13)
ドイツ株式指数(DAX):23180.53(▲409.99)
10年物英国債利回り:4.554%(△0.019%)
10年物独国債利回り:2.706%(▲0.006%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。日銀の早期利上げ観測の後退や日本の財政悪化懸念から円売り・ドル買いが優勢となった。欧州株相場や時間外のダウ先物の下落が相場の重しとなり、一時155.05円付近まで下げる場面もあったが、下押しは限定的。米長期金利が低下幅を縮めたことなどを手掛かりにドル買いが強まると、3時過ぎに一時155.71円と2月3日以来の高値を更新し、2月3日の高値155.89円に近付いた。
 なお、植田日銀総裁はこの日、高市首相と首相官邸で初めて会談。会談後、記者団に対し「追加利上げに関して今後のデータ・情報次第で適切に判断していく」との見解を示した。

・ユーロドルは方向感に乏しい展開だった。欧州勢参入直後に一時1.1606ドルまで値を上げたものの、19時30分過ぎには1.1580ドルまで下押し。ただ、NY市場に入ると再び買いが優勢となり、0時30分過ぎに一時1.1608ドルと日通し高値を付けた。
 もっとも、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだユーロ売り・ドル買いのフローが観測されると失速し、2時30分前には1.1572ドルと日通し安値を更新した。
 米政府機関の一部閉鎖終了を受け、見送られてきた米経済指標の発表が今週から再開。指標結果を確認したいとの雰囲気が広がり、方向感が出にくい地合いとなった。

・ユーロ円は3時過ぎに一時180.26円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。高市政権の積極財政への懸念が根強く、全般円売りが出やすい中、じり高の展開となった。

・ロンドン株式相場は4日続落。前日の米国株や本日のアジア株の下落を受けて、投資家心理が悪化すると英株にも売りが広がった。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が売られたほか、HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株が値下がりした。

・フランクフルト株式相場は4日続落。前日の米国株相場や本日のアジア株相場の下落を受けて投資家心理が悪化すると、欧州株全般に売りが波及した。なお、フランスの株価指数は1.86%安、イタリアは2.12%安、スペインは2.14%安となった。

・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。

(中村)
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