ニューヨーク外国為替市場概況・9日 ドル円、3日続伸

 9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は156.88円と前営業日NY終値(155.92円)と比べて96銭程度のドル高水準だった。明日10日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで神経質な商いとなる中、円売り・ドル買いが優勢となった。10月米雇用動態調査(JOLTS)求人件数が767.0万件と予想の715.0万件を上回り、米長期金利の指標である10年債利回りが4.18%台まで上昇したことなども相場の支援材料。4時過ぎには一時156.95円と日通し高値を付けた。
 主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時99.31まで上昇した。

 ユーロドルは小幅ながら続落。終値は1.1627ドルと前営業日NY終値(1.1637ドル)と比べて0.0010ドル程度のユーロ安水準だった。欧州市場では一時1.1657ドルまで値を上げたものの、NY市場では上値の重さが目立った。良好な米雇用関連指標や米長期金利の上昇を手掛かりに全般ドル買いが優勢になると、一時1.1615ドルと日通し安値を付けた。
 もっとも、今日一日の値幅は0.0042ドル程度だった。明日のFOMCの結果に市場参加者の関心が向かう中、様子見ムードも強かった。

 ユーロ円は3日続伸。終値は182.40円と前営業日NY終値(181.46円)と比べて94銭程度のユーロ高水準。ドル円の上昇につれた円売り・ユーロ買いが優勢になると、1時30分過ぎに一時182.64円と1999年のユーロ導入以来の高値を更新した。

 代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインは堅調だった。対ドルでは一時9万4605ドル前後まで上昇したほか、対円では1483万円台まで買われる場面があった。

本日の参考レンジ
ドル円:155.74円 - 156.95円
ユーロドル:1.1615ドル - 1.1657ドル
ユーロ円:181.35円 - 182.64円

(中村)
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