欧州マーケットダイジェスト・9日 株高・ドル安

(9日終値:10日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=155.96円(9日15時時点比▲0.65円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=185.73円(△0.41円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1908ドル(△0.0075ドル)
FTSE100種総合株価指数:10386.23(前営業日比△16.48)
ドイツ株式指数(DAX):25014.87(△293.41)
10年物英国債利回り:4.527%(△0.013%)
10年物独国債利回り:2.840%(▲0.002%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
10-12月期ノルウェー国内総生産(GDP)
(前期比)   ▲0.3%     1.3%・改
1月スイスSECO消費者信頼感指数
        ▲30.1      ▲30.7

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは底堅い動き。「中国の規制当局は、主要銀行に対し、米国債の新規購入を制限し、既存の大規模ポジションを削減するよう指示した」との一部報道をきっかけに全般ドル売りが優勢となった。ハト派のビルロワドガロー仏中銀総裁が突然の辞任を表明するとユーロ買いも入った。
 11日に1月米雇用統計の発表を控える中、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長が「雇用者数は若干減少すると予想」と発言したこともドル売りを促し、0時過ぎに一時1.1927ドルと日通し高値を更新した。
 なお、主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時96.84まで低下した。

・ドル円は弱含み。中国による米国債保有に関する報道を受けて全般ドル売りが先行。ハセットNEC委員長の発言も相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時155.52円と日通し安値を更新した。
 ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げる展開に。日米株価指数の上昇なども相場を下支えし、2時前に156.14円付近まで下げ渋った。

・ユーロ円は一進一退。ユーロドルの上昇につれた買いが入ると一時185.94円付近まで値を上げたものの、ドル円の下落につれた売りが出ると185.34円付近まで下押しした。そのあとは185.85円付近まで持ち直した。

・ロンドン株式相場は小幅ながら続伸。前週末の米国株相場や本日のアジア株相場の上昇を受けて、英株にも買いが入った。ただ、指数は史上最高値圏にあるため、利益確定目的の売りも出やすく下げに転じる場面があった。リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は続伸。前週末の米国株相場や本日のアジア株相場の上昇を受けて、独株にも買いが波及した。個別ではコメルツ銀行(4.23%高)やシーメンス・エナジー(3.88%高)、ラインメタル(2.77%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。

(中村)
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