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欧州マーケットダイジェスト・13日 株高・金利低下・円底堅い・ドル失速

(13日終値:14日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=152.80円(13日15時時点比▲0.50円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=181.45円(▲0.35円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1875ドル(△0.0016ドル)
FTSE100種総合株価指数:10446.35(前営業日比△43.91)
ドイツ株式指数(DAX):24914.88(△62.19)
10年物英国債利回り:4.416%(▲0.036%)
10年物独国債利回り:2.755%(▲0.024%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
1月独卸売物価指数(WPI)
(前月比)   0.9%      ▲0.2%
1月スイス消費者物価指数(CPI)
前月比     ▲0.1%       0.0%
10-12月期ユーロ圏域内総生産(GDP)改定値
(前期比)   0.3%       0.3%
(前年同期比) 1.3%       1.3%
12月ユーロ圏貿易収支
(季調済)116億ユーロの黒字 102億ユーロの黒字・改
(季調前)126億ユーロの黒字  99億ユーロの黒字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。欧州勢がドル買いで参入すると一時153.67円と日通し高値を付けたものの、前日の高値153.76円が目先レジスタンスとして働くと徐々に上値が重くなった。
 NYの取引時間帯に入ると、1月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.2%/前年比2.4%と予想の前月比0.3%/前年比2.5%を下回ったことが分かり、全般ドル売りが活発化。米長期金利の指標である10年債利回りが4.04%台まで低下したことも相場の重しとなり、2時30分前に一時152.60円と日通し安値を更新した。
 なお、1月米CPIを受けて、市場では「米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動きやすくなった」との声が聞かれた一方、「全体としてデータは物価上昇率が安心できる水準を引き続きやや上回っていることを示唆。インフレの方向性は引き続き下向きであるように見えるが、FRBが短期的に金融政策を変更する決定的な理由にはならない」との指摘があった。

・ユーロドルは大きな方向感が出なかった。欧州勢がドル買いで参入すると一時1.1847ドルと日通し安値を付けたものの、売り一巡後は下げ渋った。NY市場に入ると、米インフレ指標の下振れを受けてドル売りが優勢となり一時1.1885ドルと日通し高値を付けたものの、前日の高値1.1890ドルが目先レジスタンスとして意識されると1.1848ドル付近まで押し戻された。そのあとは米金利低下に伴うユーロ買い・ドル売りが出て1.1883ドル付近まで持ち直した。狭いレンジ内で上下し方向感に欠ける動きとなった。

・ユーロ円は頭が重かった。日本時間夕刻に一時182.28円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。23時30分過ぎに一時181.25円付近まで下押しした。ドル円につれた動き。

・ロンドン株式相場は反発。前日の米国株や本日のアジア株相場の下落を受けて売りが先行したものの、終盤持ち直した。1月米CPIの下振れを受けて、本日の米国株が反発すると英株にも買い戻しが入った。ハルマやセイジ・グループなど情報技術セクター株が買われたほか、ロールス・ロイス・ホールディングスやレレックスなど資本財サービス株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は4日ぶりに反発。しばらくは前日終値付近でのもみ合いが続いていたが、引けにかけて強含んだ。米物価指標の下振れを受けて、本日の米国株が反発したことが相場を下支えした。個別ではドイツ証券取引所(4.60%高)やMTUエアロ・エンジンズ(4.59%高)、GEAグループ(2.06%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。米債高につれた。

(中村)
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