ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ユーロドル、7日続伸

 14日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは7日続伸。終値は1.1796ドルと前営業日NY終値(1.1759ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。「米国とイランの戦闘終結に向けた2回目の協議が今週末にも開催される可能性」「イランは交渉が頓挫することを回避するため、ホルムズ海峡を経由した輸送の休止を検討」との報道が伝わると、WTI原油先物価格が1バレル=91.06ドル前後まで急落し、株高・ドル安が進行。3月米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったこともドル売りを促した。24時前に一時1.1811ドルと2月27日以来の高値を更新した。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時97.97と3月2日以来の低水準を付けた。
 なお、トランプ米大統領はニューヨーク・ポストのインタビューで「イランとの戦闘終結に向けた交渉が2日以内にパキスタンで再開する可能性がある」と話した。

 ドル円は4営業日ぶりに反落。終値は158.79円と前営業日NY終値(159.45円)と比べて66銭程度のドル安水準だった。米国とイランの和平協議進展への期待が台頭する中、原油先物相場が大幅に下落すると、株高・ドル安が進行。米PPIの下振れや原油安を背景に、米長期金利の指標とされる米10年債利回りが4.24%台まで低下したことも相場の重しとなり、23時30分過ぎに一時158.60円と日通し安値を更新した。
 なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は「米連邦準備理事会(FRB)には利下げをする余地がある」「原油価格の上昇は反転するだろう」などと述べたと伝わった。

 ユーロ円は4日ぶりに小反落。終値は187.32円と前営業日NY終値(187.50円)と比べて18銭程度のユーロ安水準。日本時間夕刻に一時187.53円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、そのあとは187円台前半から半ばでのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

本日の参考レンジ
ドル円:158.60円 - 159.46円
ユーロドル:1.1755ドル - 1.1811ドル
ユーロ円:187.09円 - 187.53円

(中村)
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