ニューヨーク外国為替市場概況・24時 ドル円、堅調

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。24時時点では159.37円と22時時点(159.17円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。米国とイランの停戦協議を巡って再び不透明感が強まる中、「有事のドル買い」が優勢になると一時159.41円と日通し高値を更新した。なお、パキスタン当局によると「米国との和平協議に出席に関する予定のイラン側からの正式な回答はまだ得られていない」という。

 ユーロドルは頭が重い。24時時点では1.1752ドルと22時時点(1.1760ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。23時30分過ぎに一時1.1776ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍かった。米国とイランの停戦期限が米東部時間22日夜(日本時間23日午前)に迫る中、「有事のドル買い」が入りやすかった。24時過ぎには一時1.1749ドルと日通し安値を更新した。
 なお、米連邦準備理事会(FRB)次期議長に指名されたウォーシュ元FRB理事は米上院銀行委員会で「FRBは新たなインフレの枠組みを必要としている」「FRBの政策運営体制の変革が必要」などと述べたと伝わった。

 ユーロ円は強含み。24時時点では187.30円と22時時点(187.18円)と比べて12銭程度のユーロ高水準。24時前に一時187.33円とアジア時間に付けた日通し高値に面合わせした。日銀の早期利上げ観測の後退を背景に円売りが出やすい地合いだ。
 ユーロ円以外のクロス円も底堅い動き。スイスフラン円は一時204.42円と史上最高値を記録したほか、ポンド円は215.41円、豪ドル円は114.30円、NZドル円は94.19円、カナダドル円は116.81円まで値を上げた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:158.75円 - 159.41円
ユーロドル:1.1749ドル - 1.1791ドル
ユーロ円:187.00円 - 187.33円


(中村)
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