欧州マーケットダイジェスト・4日 株安・金利上昇・ドル高

(4日終値:5日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=157.22円(4日15時時点比△0.45円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.86円(▲0.06円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1693ドル(▲0.0038ドル)
FTSE100種総合株価指数:休場
ドイツ株式指数(DAX):23991.27(前営業日比▲301.11)
10年物英国債利回り:休場
10年物独国債利回り:3.087%(△0.050%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
4月スイス製造業PMI
        54.5       53.3
4月仏製造業PMI改定値
        52.8       52.8
4月独製造業PMI改定値
        51.4       51.2
4月ユーロ圏製造業PMI改定値
        52.2       52.2

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ユーロドルは頭が重かった。イランの半国営ファルス通信が「ホルムズ海峡を通航しようとした米軍艦艇をイランがミサイルで攻撃した」との報道が伝わると、原油先物相場の上昇とともに「有事のドル買い」が先行。米中央軍がSNSで当該報道を否定するとドル買い圧力は後退したものの、NYの取引時間帯に入ると再びドル買いが優勢となった。「イランのドローン攻撃を受けて、アラブ首長国連邦(UAE)の北東部に位置するフジャイラの石油産業施設で火災が発生」との報道をきっかけに、原油高・株安・ドル高の様相が強まった。2時前には一時1.1681ドルと日通し安値を更新した。

・ドル円は底堅い動き。東京勢が不在となる中、アジア市場では一時155.72円まで下落した。市場では「先週に続き、政府・日銀が為替介入に踏み切った」との見方が出ていた。
 ただ、欧米市場では買い戻しが優勢に。イラン情勢が再び緊迫化する中で、原油先物相場が上昇したことから、「有事のドル買い」が広がった。米長期金利の上昇に伴う買いも入り、1時前に一時157.30円と日通し高値を更新した。

・ユーロ円はアジア時間に一時182.81円まで売り込まれたものの、欧米市場では183円台後半から184円台前半でのもみ合いに終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は大きな方向感が出なかった。

・ロンドン株式相場はアーリーメイバンクホリデーのため休場となった。

・フランクフルト株式相場は反落。イラン情勢を巡る不透明感を背景に原油先物相場が上昇すると、投資家心理が悪化し株売りが広がった。個別ではDHLグループ(7.28%安)やコンチネンタル(4.64%安)、アディダス(4.17%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。原油高や米債安を受けた。

(中村)
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