欧州マーケットダイジェスト・7日 株安・金利上昇・ドル底堅い
(7日終値:8日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.66円(7日15時時点比△0.30円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.06円(△0.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1749ドル(▲0.0002ドル)
FTSE100種総合株価指数:10276.95(前営業日比▲161.71)
ドイツ株式指数(DAX):24663.61(▲255.08)
10年物英国債利回り:4.948%(△0.009%)
10年物独国債利回り:3.003%(△0.004%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月独製造業新規受注
(前月比) 5.0% 1.4%・改
(前年比) 6.3% 3.5%
3月仏貿易収支
68.64億ユーロの赤字 55.06億ユーロの赤字・改
3月仏経常収支
12億ユーロの赤字 15億ユーロの赤字・改
4月スイス失業率
3.0% 3.1%
スウェーデン中銀、政策金利
1.75%で据え置き 1.75%
ノルウェー中銀、政策金利
4.25%に引き上げ 4.00%
4月英建設業購買担当者景気指数(PMI)
39.7 45.6
3月ユーロ圏小売売上高
(前月比) ▲0.1% ▲0.3%・改
(前年比) 1.2% 1.3%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは上値が重かった。米国とイランの戦闘終結が近いとの期待から、WTI原油先物価格が1バレル=89.85ドル前後まで下落すると、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。米10年債利回りが4.31%台まで低下したこともドル売りを促し、一時1.1778ドルまで値を上げた。
ただ、前日の高値1.1797ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。NYの取引時間帯に入り、米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「イランはホルムズ海峡をめぐる米提案を非現実的として拒否した」「米国はホルムズ海峡での船舶護衛を今週再開の方向で検討」と報じると、WTI原油先物が持ち直し、米10年債利回りも4.39%台まで上昇。全般ドル買いが優勢となり、一時1.1736ドルと日通し安値を付けた。
・ドル円は下値が堅かった。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの交渉が進展するとの見方や、WTI原油先物の下落がドル売りを促すと、日本時間夕刻に一時156.02円と東京午前に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、NYの取引時間帯に入ると買い戻しが優勢に。WSJ紙の報道をきっかけにWTI原油先物や米長期金利が上昇に転じると全般ドル買いが進んだ流れに沿って、一時156.86円と日通し高値を更新した。
・ユーロ円は底堅い動き。ドル円の上昇につれた買いが優勢になると、2時過ぎに一時184.24円と本日高値を付けた。
・ノルウェークローネは対ユーロで一時10.8430クローネ、対ドルで9.2067クローネ、対円で16.98円まで上昇する場面があった。ノルウェー中銀はこの日、政策金利を4.00%から4.25%に引き上げると発表。市場では金利据え置きが予想されていたため、クローネ買いで反応した。
なお、ノルウェー中銀は声明で「インフレ率は高水準にあり、今後も高止まりする可能性が高い」「インフレ率を妥当な期間内に目標水準に戻すためには、政策金利の引き上げが必要であると判断した」との見解を示した。
・ロンドン株式相場は反落。前日に大幅上昇した反動で持ち高調整目的の売りなどが出た。今日から始まった英統一地方選で、与党・労働党の大敗が予想されていることも相場の重し。BPやシェルなどエネルギー株が売られたほか、BAEシステムズやレレックスなど資本財サービス株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。前日に2月下旬以来の高値を付けたあとだけに持ち高調整目的の売りなどが出た。市場では「米国とイランの和平合意への期待はあるものの、先行き不安も根強い」との声も聞かれた。個別ではラインメタル(6.94%安)やダイムラー・トラック・ホールディング(5.93%安)、ハノーバー再保険(4.92%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。買い先行で始まったものの、米国債の失速を受けて独国債にも売りが出た。
(中村)
ドル・円相場:1ドル=156.66円(7日15時時点比△0.30円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.06円(△0.31円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1749ドル(▲0.0002ドル)
FTSE100種総合株価指数:10276.95(前営業日比▲161.71)
ドイツ株式指数(DAX):24663.61(▲255.08)
10年物英国債利回り:4.948%(△0.009%)
10年物独国債利回り:3.003%(△0.004%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
3月独製造業新規受注
(前月比) 5.0% 1.4%・改
(前年比) 6.3% 3.5%
3月仏貿易収支
68.64億ユーロの赤字 55.06億ユーロの赤字・改
3月仏経常収支
12億ユーロの赤字 15億ユーロの赤字・改
4月スイス失業率
3.0% 3.1%
スウェーデン中銀、政策金利
1.75%で据え置き 1.75%
ノルウェー中銀、政策金利
4.25%に引き上げ 4.00%
4月英建設業購買担当者景気指数(PMI)
39.7 45.6
3月ユーロ圏小売売上高
(前月比) ▲0.1% ▲0.3%・改
(前年比) 1.2% 1.3%・改
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは上値が重かった。米国とイランの戦闘終結が近いとの期待から、WTI原油先物価格が1バレル=89.85ドル前後まで下落すると、為替市場では「有事のドル買い」を巻き戻す動きが先行。米10年債利回りが4.31%台まで低下したこともドル売りを促し、一時1.1778ドルまで値を上げた。
ただ、前日の高値1.1797ドルが目先レジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。NYの取引時間帯に入り、米ウォールストリートジャーナル(WSJ)紙が「イランはホルムズ海峡をめぐる米提案を非現実的として拒否した」「米国はホルムズ海峡での船舶護衛を今週再開の方向で検討」と報じると、WTI原油先物が持ち直し、米10年債利回りも4.39%台まで上昇。全般ドル買いが優勢となり、一時1.1736ドルと日通し安値を付けた。
・ドル円は下値が堅かった。中東での戦闘終結へ向けた米国とイランの交渉が進展するとの見方や、WTI原油先物の下落がドル売りを促すと、日本時間夕刻に一時156.02円と東京午前に付けた日通し安値に面合わせした。
ただ、NYの取引時間帯に入ると買い戻しが優勢に。WSJ紙の報道をきっかけにWTI原油先物や米長期金利が上昇に転じると全般ドル買いが進んだ流れに沿って、一時156.86円と日通し高値を更新した。
・ユーロ円は底堅い動き。ドル円の上昇につれた買いが優勢になると、2時過ぎに一時184.24円と本日高値を付けた。
・ノルウェークローネは対ユーロで一時10.8430クローネ、対ドルで9.2067クローネ、対円で16.98円まで上昇する場面があった。ノルウェー中銀はこの日、政策金利を4.00%から4.25%に引き上げると発表。市場では金利据え置きが予想されていたため、クローネ買いで反応した。
なお、ノルウェー中銀は声明で「インフレ率は高水準にあり、今後も高止まりする可能性が高い」「インフレ率を妥当な期間内に目標水準に戻すためには、政策金利の引き上げが必要であると判断した」との見解を示した。
・ロンドン株式相場は反落。前日に大幅上昇した反動で持ち高調整目的の売りなどが出た。今日から始まった英統一地方選で、与党・労働党の大敗が予想されていることも相場の重し。BPやシェルなどエネルギー株が売られたほか、BAEシステムズやレレックスなど資本財サービス株が値下がりした。
・フランクフルト株式相場は3日ぶりに反落。前日に2月下旬以来の高値を付けたあとだけに持ち高調整目的の売りなどが出た。市場では「米国とイランの和平合意への期待はあるものの、先行き不安も根強い」との声も聞かれた。個別ではラインメタル(6.94%安)やダイムラー・トラック・ホールディング(5.93%安)、ハノーバー再保険(4.92%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は下落。買い先行で始まったものの、米国債の失速を受けて独国債にも売りが出た。
(中村)