ニューヨーク外国為替市場概況・13日 ドル円、3日続伸

 13日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は157.86円と前営業日NY終値(157.63円)と比べて23銭程度のドル高水準だった。米労働省が発表した4月米卸売物価指数(PPI)は前月比1.4%/前年比6.0%と予想の前月比0.5%/前年比4.8%を大幅に上回ったほか、食品とエネルギーを除くコア指数は前月比1.0%/前年比5.2%と予想の前月比0.3%/前年比4.3%より強い内容となった。米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時4.5003%前後と昨年6月以来約11カ月ぶりの高水準を記録すると、全般ドル買いが優勢となり、3時前に157.93円と本日高値を付けた。
 ただ、米長期金利が上昇幅を縮小したことや、政府・日銀による為替介入への警戒感から、一本調子で上昇する展開にはならなかった。市場では「政府・日銀が円買い介入を実施したとみられる6日の高値157.94円がレジスタンスとして意識されている」との声も聞かれた。

 ユーロドルは3日続落。終値は1.1711ドルと前営業日NY終値(1.1739ドル)と比べて0.0028ドル程度のユーロ安水準だった。前日の4月米消費者物価指数(CPI)に続き、本日の4月米PPIが予想より強い内容だったことを受けて全般ドル買いが先行。21時30分過ぎに一時1.1697ドル付近まで値を下げた。
 ただ、日本時間夕刻に付けた日通し安値1.1696ドルや200日移動平均線が位置する1.1684ドルがサポートとして意識されると下げ渋った。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「米国の労働市場は年初と比べてやや改善した」との述べたものの、物価情勢については「イランとの戦闘によりすでに高水準にあったインフレがさらに悪化している」との認識を示した。

 ユーロ円は小幅ながら続落。終値は184.87円と前営業日NY終値(185.02円)と比べて15銭程度のユーロ安水準。21時30分過ぎに一時184.67円付近まで値を下げたものの、日本時間夕刻に付けた日通し安値184.63円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。取引終了間際には184.96円付近まで下値を切り上げた。ユーロドルにつれた動きとなった。

本日の参考レンジ
ドル円:157.57円 - 157.93円
ユーロドル:1.1696ドル - 1.1742ドル
ユーロ円:184.63円 - 185.16円

(中村)
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