欧州マーケットダイジェスト・19日 株高・ドル高・円高

(19日終値:20日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.86円(19日15時時点比▲0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.44円(▲0.67円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1611ドル(▲0.0031ドル)
FTSE100種総合株価指数:10330.55(前営業日比△6.80)
ドイツ株式指数(DAX):24400.65(△92.73)
10年物英国債利回り:5.129%(△0.031%)
10年物独国債利回り:3.193%(△0.045%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標) <発表値>   <前回発表値>
1-3月英雇用統計
1-3月英失業率(ILO方式)5.0%     4.9%
失業保険申請件数   2.65万件   0.49万件・改
失業率         4.4%     4.4%
3月ユーロ圏貿易収支(季調済)
        35億ユーロの黒字 65億ユーロの黒字・改
3月ユーロ圏貿易収支(季調前)
        78億ユーロの黒字  115億ユーロの黒字

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は神経質。欧州序盤は159円台前半でのもみ合いとなった。NYタイムに入ると、ベッセント米財務長官が自身のSNSに「過度な為替変動は望ましくないと考えている」と投稿すると一時158.67円まで急落。ただ、すぐに反発し、米10年債利回りが昨年1月以来の水準となる4.68%台まで上昇すると、23時30分前には一時159.25円と本日高値を付けた。
 一方で、主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁会議後に片山財務相が「日本の為替政策の姿勢、理解されたと考えている」「為替に対して断固たる行動を取る準備ができている」と述べると158.70円台まで伸び悩んだ。

・ユーロドルは弱含み。米長期金利の上昇を背景に全般ドル買い圧力が高まるなか、欧州序盤からユーロ売り・ドル買いが進行。昨日安値の1.1608ドルを下抜けて1.1592ドルと4月8日以来の安値を付けた。米金利上昇が一服したため、一巡後は1.1610ドル台まで下げ渋っているが、戻りは鈍い。

・ユーロ円は軟調。ユーロドルの下落につれる形で売りが優勢となった。片山財務相の発言も円買い・ユーロ売りにつながった面があり、一時184.21円まで下落するなど終始弱い地合いとなった。

・ロンドン株式相場は続伸。原油価格の上昇が一服したことを好感して上昇して始まった。ただ、米長期金利が上昇したことで欧州金利もつれ高となったことが次第に重しとなった。アストラゼネカなどヘルス株が買われた半面、リオ・ティントなど素材株は軟調だった。

・フランクフルト株式相場は続伸。トランプ米大統領によるイラン攻撃がいったん中止となったことが投資家心理の改善につながった。個別では、SAP(5.99%高)やキアゲン(4.11%高)が買われたほか、コンチネンタル(3.52%安)やインフィニオンテクノロジーズ(2.55%安)は安かった。

・欧州債券相場は下落。


(越後)
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