欧州マーケットダイジェスト・20日 株高・円安・ドル安

(20日終値:21日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=158.91円(20日15時時点比▲0.06円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.63円(△0.30円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1618ドル(△0.0023ドル)
FTSE100種総合株価指数:10432.34(前営業日比△101.79)
ドイツ株式指数(DAX):24737.24(△336.59)
10年物英国債利回り:4.988%(▲0.141%)
10年物独国債利回り:3.096%(▲0.097%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)<発表値> <前回発表値>
4月英消費者物価指数(CPI)
前月比        0.7%     0.7%
前年同月比      2.8%     3.3%
4月英CPIコア指数
前年同月比      2.5%     3.1%
4月英小売物価指数(RPI)
前月比        0.7%     0.8%
前年同月比      3.0%     4.1%
4月独生産者物価指数(PPI)
前月比        1.2%     2.5%
4月ユーロ圏消費者物価指数(HICP)改定値
前年同月比      3.0%     3.0%
4月ユーロ圏HICPコア改定値
前年同月比      2.2%     2.2%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は一進一退。しばらくは159円を挟んで方向感を欠いていた。ただ、NY時間に入り、低下していた米10年債利回りが低下幅を縮めるにつれて23時過ぎには一時159.17円と本日高値を付けた。ただ、「パキスタン軍の指導者が明日イランを訪問し、合意文書の最終版を発表する可能性」と中東メディアが報じたことで、一転して売りが優勢に。トランプ米大統領が「イランとの協議において最終段階に入っている」と発言したことも売りを誘い、米金利低下とともに一時158.60円まで下げ足を速めた。
 一方で、イラン外務省報道官は「イランは米国側の見解を検討中」と慎重な姿勢を示したこともあり売りは一服。その後は158.90円台まで持ち直した。

・ユーロドルは買い戻し。全般ドル買い圧力が高まった影響から一時1.1583ドルまで値を下げ、4月7日以来の安値を付けた。もっとも、米イランの早期合意期待が高まると、有事のドル買いを巻き戻す動きが優勢に。一時1.1645ドルまで買い上げられる場面があった。

・ユーロ円は下値が堅い。ユーロドルの買い戻しにつれて円売り・ユーロ買いが進行。一時184.72円まで値を上げ、その後も高値圏を維持している。

・ロンドン株式相場は3日続伸。「パキスタン軍の指導者が明日イランを訪問し、合意文書の最終版を発表する可能性」との一部報道を受けて米イランの早期合意への期待感から買いが強まった。セグロなどの不動産株が買われた一方、シェルなどエネルギー株は下げた。

・フランクフルト株式相場は3日続伸。米イランの合意期待が高まると、幅広い銘柄に買いが入った。個別では、インフィニオンテクノロジーズ(5.11%高)やドイツ銀行(4.29%高)が買われたほか、BASF(2.29%安)などは売られた。

・欧州債券相場は上昇。


(越後)
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