ニューヨーク外国為替市場概況・18日 ドル円、1年11カ月ぶり高値

 18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は5日続伸。終値は161.38円と前営業日NY終値(160.65円)と比べて73銭程度のドル高水準だった。15-16日の日銀金融政策決定会合の結果を受けて日銀による早期利上げ期待が後退する一方、16-17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受けて米連邦準備理事会(FRB)による利上げ観測は高まっており、円売り・ドル買いが出やすい地合いとなった。
 NY序盤は160円台後半でのもみ合いが続いていたが、NY中盤に入るとWTI原油先物相場の下げ渋りや米長期金利の低下幅縮小を手掛かりに、ドル買いが優勢となった。節目の161.00円突破を狙った仕掛け的な買いも入り、4時過ぎには一時161.81円と2024年7月以来約1年11カ月ぶりの高値を更新した。
 NY終盤には政府・日銀による為替介入への警戒感が根強い中、一時160.97円付近まで急落し、すぐに161円台半ばまで切り返すなど神経質な動きに。24年7月以来の高値を更新したことで介入への警戒感が高まっている。

 ユーロドルは続落。終値は1.1458ドルと前営業日NY終値(1.1501ドル)と比べて0.0043ドル程度のユーロ安水準だった。前日のFOMCを受けて米利上げ期待が高まる中、21時過ぎに1.1453ドルまで下落したものの、24時過ぎには1.1488ドル付近まで下げ渋った。ただ、引けにかけては再びドル買いが優勢となり、4時30分前には一時1.1451ドルと3月31日以来の安値を更新した。

 ユーロ円は小幅ながら反発。終値は184.91円と前営業日NY終値(184.77円)と比べて14銭程度のユーロ高水準。日本時間夕刻に一時184.30円と日通し安値を付けたあとは一転買い戻しが優勢に。ドル円の上昇につれた買いが入ったほか、日米株価指数の上昇に伴う円売り・ユーロ買いが出た。アジア時間の高値185.20円を上抜けて一時185.37円まで値を上げた。ただ、NY終盤にはドル円につれて一時184.39円付近まで失速する場面があった。

本日の参考レンジ
ドル円:160.48円 - 161.81円
ユーロドル:1.1451ドル - 1.1528ドル
ユーロ円:184.30円 - 185.37円

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。