10日香港株=反発か、前日の米株高と原油先物反落が支え

 10日の香港市場は前日の米株高の流れを引き継いで反発か。米国とイランの軍事衝突への警戒感がやや後退し、9日のNY市場で原油先物相場は3日ぶりに反落した。米長期金利も低下したことで、香港市場の投資家も運用リスクを取りやすくなると予想する。

 業績見通しなどの個別材料を手がかかりとする物色も引き続き活発となりそうだ。9日大引け後にはハンセン指数構成銘柄の紫金鉱業集団(02899)が2026年6月中間決算の純利益が前年同期比68%増える見通しを明らかにした。

 9日のNY株式相場はダウ平均が3営業日ぶりに反発し、ハイテク株主体のナスダック総合は続伸した。米イラン間の緊張が続くなか、トランプ米大統領がイラン側から対話の打診があったと発言し、カタールなどの仲介国も交渉に向けて動いていると報じられた。半導体株の上昇が相場を押し上げた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は英金融大手のHSBC(00005)、中国ネット通販大手のアリババ集団(09988)、ショート動画プラットフォームの快手科技(01024)が香港終値を上回った半面、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)が下回って終えた。
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