株式明日の戦略ー週間で4000円を超える下落、警戒ムードの強い地合いが続くか
17日の日経平均は大幅続落。終値は2694円安の64141円。米国株安を受けて、寄り付きから400円を超える下落。米国でAI関連の多くが大幅安となったことから、日本でもAI関連が軒並み安となり、早い時間に下げ幅を2000円超に広げた。
前場は64000円を下回って安値引け。後場もしばらく下値模索が続いた。13時に子会社に対する訴訟の陪審評決が出たことを発表したキオクシアホールディングス<285A.T>がその後にストップ安で張り付くと、AI関連に対する見切り売りが加速。13時台半ばには下げ幅が4000円を超えた。4100円超下げて62700円台に入ったところでようやく売りが一巡。その後は切り返して安値からは1000円以上値を戻したが、2000円を超える下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で10兆9200億円。業種別では海運、医薬品、水産・農林などが上昇した一方、非鉄金属、金属製品、電気機器などが下落した。ゲーム株が逆行高となっており、任天堂<7974.T>、コナミグループ<9766.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>などが大幅上昇。半面、AIに対する期待が大きくはく落する中、AIにベットした戦略を採っているソフトバンクグループ<9984.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり449/値下がり1081。日経新聞で東欧進出観測が報じられたセブン&アイが大幅上昇。イオン、ニトリHD、マツキヨココカラなど小売株の動きが良かった。富士通、オービック、マネーフォワードなど、かつてAIの脅威を理由に売り込まれていた銘柄の一角が上昇。前日ストップ高比例配分となったサイゼリヤが引き続き買いを集めて、12.1%高と急騰した。
一方、AI関連はキオクシアHDやソフトバンクG以外も総じて弱く、アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体株が軒並み大幅安。SCREENは2桁の下落率となった。電子部品でも太陽誘電が2桁の下落率。株価急落で野村HDや大和証券Gなど証券株の下げが大きくなった。スペースXのロケット打ち上げ試験中止が伝わったことから、SynspectiveやQPSHDなど宇宙関連が急落。全体のセンチメントが悪化する中、初値をつけたきのうストップ高となったチャットプラスが、きょうは一転ストップ安まで売り込まれた。
日経平均はAI関連に流れが向かない中で4桁の下落。ここ数日は韓国株に振り回されることが多かったが、韓国が休場でも大きく下げた。6月22日の高値が72831円で、きょうの安値が62704円。高値から1万円以上水準を切り下げている。悩ましいのは韓国KOSPI指数は崩れているが、ナスダックはそれほど崩れておらず、世界株安というほど深刻な状況とはなっていない点。日本でも、AI関連以外の銘柄のダメージは限定的となっている。AI関連が自力で反転することが求められており、下げ止まらないと日経平均も底打ち期待が高まらない。注目度の高いキオクシアHDが切り返すのが特効薬にはなるが、それが見られない場合には、半導体、電子部品、電線など、どこかのジャンルが強く買われるといったように、AI関連の中で違いを出せる銘柄が出てくることが期待される。
【来週の見通し】
軟調か。月曜が休場で立ち合いは4日。週後半に決算発表が出始めるが、まだ数は少ない。直近で大きく下げたAI関連の反転に期待したいところではあるが、多くの銘柄は決算発表を前に手がけづらくなる。米国では決算発表が本格化するが、海外でもAI関連の値動きが不安定になっている。発表を予定しているアルファベットやインテルの決算反応が弱めであった場合には、日経平均はAI関連主導でもう一段下を試す展開も想定される。今週の下げの度合いがかなり大きかっただけに、来週は弱材料に敏感となる地合いを予想する。
【今週を振り返る】
大幅安となった。日経平均は週初の13日に4桁の下落。AI関連銘柄の多くが大幅安となった。14日と15日は押し目買いが入って上昇。しかし、ASMLホールディングやTSMCなど海外の半導体関連株が好決算を発表した割にはグローバルでAI関連の評価が高まらなかったことから、週後半は三連休を前にAI関連の売り圧力が強まった。16日に4桁の下落となって直近2日間の上昇分を消失すると、17日は一時下げ幅が4000円を超え、終値でも2000円を超える下落となった。日経平均は週間では約4416円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。
前場は64000円を下回って安値引け。後場もしばらく下値模索が続いた。13時に子会社に対する訴訟の陪審評決が出たことを発表したキオクシアホールディングス<285A.T>がその後にストップ安で張り付くと、AI関連に対する見切り売りが加速。13時台半ばには下げ幅が4000円を超えた。4100円超下げて62700円台に入ったところでようやく売りが一巡。その後は切り返して安値からは1000円以上値を戻したが、2000円を超える下落で取引を終えた。
東証プライムの売買代金は概算で10兆9200億円。業種別では海運、医薬品、水産・農林などが上昇した一方、非鉄金属、金属製品、電気機器などが下落した。ゲーム株が逆行高となっており、任天堂<7974.T>、コナミグループ<9766.T>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684.T>などが大幅上昇。半面、AIに対する期待が大きくはく落する中、AIにベットした戦略を採っているソフトバンクグループ<9984.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり449/値下がり1081。日経新聞で東欧進出観測が報じられたセブン&アイが大幅上昇。イオン、ニトリHD、マツキヨココカラなど小売株の動きが良かった。富士通、オービック、マネーフォワードなど、かつてAIの脅威を理由に売り込まれていた銘柄の一角が上昇。前日ストップ高比例配分となったサイゼリヤが引き続き買いを集めて、12.1%高と急騰した。
一方、AI関連はキオクシアHDやソフトバンクG以外も総じて弱く、アドバンテストや東京エレクトロンなど半導体株が軒並み大幅安。SCREENは2桁の下落率となった。電子部品でも太陽誘電が2桁の下落率。株価急落で野村HDや大和証券Gなど証券株の下げが大きくなった。スペースXのロケット打ち上げ試験中止が伝わったことから、SynspectiveやQPSHDなど宇宙関連が急落。全体のセンチメントが悪化する中、初値をつけたきのうストップ高となったチャットプラスが、きょうは一転ストップ安まで売り込まれた。
日経平均はAI関連に流れが向かない中で4桁の下落。ここ数日は韓国株に振り回されることが多かったが、韓国が休場でも大きく下げた。6月22日の高値が72831円で、きょうの安値が62704円。高値から1万円以上水準を切り下げている。悩ましいのは韓国KOSPI指数は崩れているが、ナスダックはそれほど崩れておらず、世界株安というほど深刻な状況とはなっていない点。日本でも、AI関連以外の銘柄のダメージは限定的となっている。AI関連が自力で反転することが求められており、下げ止まらないと日経平均も底打ち期待が高まらない。注目度の高いキオクシアHDが切り返すのが特効薬にはなるが、それが見られない場合には、半導体、電子部品、電線など、どこかのジャンルが強く買われるといったように、AI関連の中で違いを出せる銘柄が出てくることが期待される。
【来週の見通し】
軟調か。月曜が休場で立ち合いは4日。週後半に決算発表が出始めるが、まだ数は少ない。直近で大きく下げたAI関連の反転に期待したいところではあるが、多くの銘柄は決算発表を前に手がけづらくなる。米国では決算発表が本格化するが、海外でもAI関連の値動きが不安定になっている。発表を予定しているアルファベットやインテルの決算反応が弱めであった場合には、日経平均はAI関連主導でもう一段下を試す展開も想定される。今週の下げの度合いがかなり大きかっただけに、来週は弱材料に敏感となる地合いを予想する。
【今週を振り返る】
大幅安となった。日経平均は週初の13日に4桁の下落。AI関連銘柄の多くが大幅安となった。14日と15日は押し目買いが入って上昇。しかし、ASMLホールディングやTSMCなど海外の半導体関連株が好決算を発表した割にはグローバルでAI関連の評価が高まらなかったことから、週後半は三連休を前にAI関連の売り圧力が強まった。16日に4桁の下落となって直近2日間の上昇分を消失すると、17日は一時下げ幅が4000円を超え、終値でも2000円を超える下落となった。日経平均は週間では約4416円の下落となり、週足では2週連続で陰線を形成した。