株式明日の戦略ー三連休明けは4桁の上昇で高値引け、AI関連の売り圧力は和らぐか

 21日の日経平均は3日ぶり大幅反発。終値は2091円高の66232円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1231/値下がり294。キオクシア以外にも、ソフトバンクG、アドバンテスト、太陽誘電などAI関連の主力銘柄が急伸。証券会社が投資評価を引き上げたイビデンが2桁の上昇率となった。1:5の株式分割を発表した精工技研が大幅上昇。MS&ADやSOMPOなど保険株の動きが良かった。原油高を受けて、INPEX、ENEOS、三井物産など原油と連動しやすい銘柄に資金が向かった。

 一方、証券会社が目標株価を引き下げた任天堂が大幅安。コナミGやコーエーテクモなど、ゲーム株は任天堂以外にも下落銘柄が多かった。AI関連が買われた半面、AI関連と逆の動きをすることも多いSaaS関連が敬遠されており、Sansan、マネーフォワード、ラクスなどが軟調。イオンや神戸物産など小売の一角が売りに押された。

 日経平均は大幅高。安値を開始直後の9時02分につけて高値引けと、終日強い動きが続いた。17日の下げ分の大半を戻しており、投資家のセンチメントも大きく改善したと思われる。きょうの終値は66232円。まずは上に控えた5日線(66740円、21日時点)を早々に超えたいところ。先週は週間で4000円超下げているだけに、派手に上昇しても単発で終わってしまうと心もとない。AI関連がきょうの上昇で復活できるかがカギを握る。そろって大きく下げるといった動きが減ってくれば、日本株全体では下値不安が後退する。キオクシアやソフトバンクGなど注目度の高い銘柄が、この先、戻りを強めることができるかに注目しておきたい。

(山下)
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