30日香港株=軟調か、米長期金利と原油相場の上昇などが重荷

 30日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ軟調か。米連邦準備理事会(FRB)は29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決めたが、市場ではFRBのインフレ抑制策が後手に回るとの懸念が強まった。これを受けて米長期金利が急騰した。さらに、中東情勢の緊迫化に伴いNY原油先物価格が大幅に上昇したことや、米国市場で半導体株の売りが続いたことも重荷となりそうだ。

 ハンセン指数は前日まで3日続伸し、終値ベースで6月2日以来、およそ2カ月ぶりの高値を付けた後とあって、利益確定売りが出やすいだろう。一方、中国共産党中央政治局会議への政策期待が引き続き下値を支える可能性がある。

 29日のNY市場でダウ平均は1153米ドル安と4営業日ぶりに大幅に反落し、6月18日以来の安値となった。下げ幅はトランプ米大統領が相互関税を発表した直後の2025年4月4日以来の大きさを記録した。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は6営業日続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、大型ネット株のテンセント(00700)、美団(03690)、アリババ集団(09988)、欧州金融大手のHSBC(00005)がそろって香港終値を下回って引けた。
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