7日香港株=神経質な展開か、中東情勢と原油相場を注視

 7日の香港市場は神経質な相場展開か。ホルムズ海峡の航行正常化を巡る不透明感が強まるなかで原油価格と米長期金利の上昇が警戒される半面、前日のハンセン指数は終値ベースで7月28日以来の安値を付けたとあって、自律反発を見込む買い直しが入りそうだ。また、7月の米雇用統計の発表を香港時間きょう夜に控え、次第に様子見ムードが広がる可能性がある。

 イラン国営通信社は6日、イランがホルムズ海峡で米国およびイスラエルの船舶の通航を禁止する計画だと報じた。イランの高官が、同海峡の商業航路に関する隣国オマーンとの新たな取り決めについて最終合意に近づいていると明らかにしたという。ただ、米国が協議に参加しているとの見方は否定したと伝わった。

 6日のNY株式相場はダウ平均が6営業日ぶりに反落。NY原油先物価格が3%近く上昇し、インフレ高進懸念から米長期金利の指標である米10年債利回りが前日の4.62%から4.68%に上昇したことが重荷となった。ハイテク株主体のナスダック総合は続落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、香港不動産株の長江実業集団(01113)が香港終値を上回った半面、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)が下回って引けた。
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