東京マーケットダイジェスト・2日 円高・株大幅安

ドル円:1ドル=159.81円(前営業日NY終値比▲0.37円)
ユーロ円:1ユーロ=185.07円(▲0.61円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1580ドル(▲0.0013ドル)
日経平均株価:64325.64円(前営業日比▲1889.70円)
東証株価指数(TOPIX):4081.60(▲100.26)
債券先物9月物:125.32円(▲0.23円)
新発10年物国債利回り:3.010%(△0.020%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) <発表値>  <前回発表値>
8月マネタリーベース
前年同月比      ▲15.7%   ▲13.8%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円はさえない。時間外の米10年債利回りが4.81%台まで上昇したことを手掛かりに160.39円まで買いが入ったものの、その後は次第に上値を切り下げた。日本株の大幅安や本邦長期金利の上昇が上値を抑えたほか、高田日銀審議委員が「従来の半年に一度という状況ではなく、機動的な対応が必要」「連続利上げになることもあり得る」などの見解を示したことも重しとなり、15時過ぎには159.44円まで失速した。

・NZドルは軟調。ニュージーランド準備銀行(RBNZ)はこの日、政策金利を予想通りに2.75%へと引き上げた。声明文では「中心となる経済見通しを前提とすれば、OCR(金利)をさらに引き上げる必要が生じる可能性があると判断」などの見解が示されたが、ブレマンRBNZ総裁はその後の会見で「予め決められた政策方針はなく、利上げタイミングも非常に不透明」と述べた。市場では今後の利上げは穏やかなものになるとの見方が広がり、NZドルは売りで反応。対ドルで0.5826ドル、対円で93.22円まで一時値を下げた。

・ユーロ円も軟調。しばらくは185円台後半でのもみ合いとなっていたが、東京午後に入って全般に円買いが強まると184.68円まで値を下げた。

・ユーロドルは小安い。1.15ドル台後半の限られたレンジ内推移ではあったが、1.1574ドルまで下押す場面があった。

・日経平均株価は大幅に3日続落。中東情勢の悪化や日米長期金利の上昇が投資家心理を冷やした。人工知能(AI)や半導体関連株を中心に幅広い銘柄が売りに押され、指数は一時2000円近く下落する場面もあった。

・債券先物相場は5日続落。原油高を受けた国内インフレへの懸念が相場の重しとなったほか、この日実施された日銀の国債買い入れオペが弱めの結果となったことも売りを促した。新発10年物国債利回りは1996年9月以来となる3.015%まで上昇する場面も見られた。

(岩間)
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