ニューヨーク外国為替市場概況・11日 ドル円、反落

 11日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反落。終値は153.61円と前営業日NY終値(154.42円)と比べて81銭程度のドル安水準だった。米物価指標や米長期金利の動向をにらみながら不安定に推移した。
 8月米消費者物価指数(CPI)は概ね市場予想に沿った内容だったが、発表直後に米10年債利回りが4.98%前後まで上昇し、ドル円も154.48円付近まで上昇する場面が見られた。その後はいったん米債利回りが4.90%前後まで低下、ドル円も153.24円まで失速したが、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが実施されるとの思惑が高まるなか、米金利低下とドル売りの流れも長続きはしなかった。米10年債利回りは引けにかけて4.97%台まで再び上昇し、ドル円も153.70円台まで買い戻された。

 ユーロドルは続落。終値は1.1599ドルと前営業日NY終値(1.1612ドル)と比べて0.0013ドル程度のユーロ安水準だった。米CPIの発表直後に米金利が上昇した場面では1.1569ドルまで本日安値を更新したが、すぐに買い戻しが入り、アジア時間につけた高値1.1618ドルに迫る水準まで反発した。もっとも、ユーロ買い・ドル売りの動きも続かず、徐々に1.1600ドル前後で値動きが落ち着いた。

 ユーロ円は反落。終値は178.11円と前営業日NY終値(179.31円)と比べて1円20銭程度のユーロ安水準だった。ドル円の下落につれて売りに押される展開となり、22時過ぎには177.90円まで下押しした。ただ、その後はドル円やユーロドルの買い戻しに伴って178.30円台まで持ち直す場面もあった。


本日の参考レンジ
ドル円:153.24円 - 154.62円
ユーロドル:1.1569ドル - 1.1618ドル
ユーロ円:177.90円 - 179.54円

(岩間)
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