欧州マーケットダイジェスト・22日 株安・金利上昇・ドル安

(22日終値:23日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.84円(22日15時時点比▲0.52円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.42円(△0.03円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1758ドル(△0.0041ドル)
FTSE100種総合株価指数:9865.97(前営業日比▲31.45)
ドイツ株式指数(DAX):24283.97(▲4.43)
10年物英国債利回り:4.536%(△0.012%)
10年物独国債利回り:2.897%(△0.002%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
7-9月期英国内総生産(GDP)改定値
(前期比)    0.1%      0.1%
(前年同期比)  1.3%      1.3%
7-9月期英経常収支
     121億ポンドの赤字 212億ポンドの赤字・改

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は弱含み。しばらくはもみ合いの展開が続いていたが、片山財務相が足もとの円安進行について「完全にファンダメンタルズではなく投機」と述べ、「過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」との見解を示すと円買い・ドル売りが優勢となった。2時30分過ぎには一時156.71円と日通し安値を付けた。市場では「政府・日銀による為替介入への警戒感が高まっている」との声が聞かれた。

・ユーロドルは強含み。ドル円の下落をきっかけに全般ドル売りが進行すると、1時前に一時1.1769ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.20まで低下した。
 もっとも、米連邦公開市場委員会(FOMC)や欧州中央銀行(ECB)定例理事会といった重要イベントを終え、新規材料にも乏しかったため、調整的な取引にとどまった。「すでにクリスマス休暇入りした市場参加者も多く、商いは低調だった」との声も聞かれた。

・ユーロ円は伸び悩んだ。日本時間夕刻に一時184.92円と1999年のユーロ導入以来の高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に上値を切り下げた。片山財務相の円安けん制発言を受けて一時184.31円付近まで下押しする場面があった。

・ロンドン株式相場は4日ぶりに反落。前週末に約1カ月ぶりの高値を付けたあとだけに、利益確定目的の売りが出た。ユニリーバやディアジオなど生活必需品株が売られた。半面、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が買われた。

・フランクフルト株式相場は3日ぶりに小反落。クリスマス休暇の週に入り商いが低調となる中、相場は大きな方向感は出なかった。個別ではMTUエアロ・エンジンズ(1.20%安)やバイエル(1.18%安)、エーオン(1.16%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は下落。株高を受けた。

(中村)
株式会社DZHフィナンシャルリサーチより提供している情報(以下「情報」といいます。)は、 情報提供を目的とするものであり、特定通貨の売買や、投資判断ならびに外国為替証拠金取引その他金融商品の投資勧誘を目的としたものではありません。 投資に関する最終決定はあくまでお客様ご自身の判断と責任において行ってください。情報の内容につきましては、弊社が正確性、確実性を保証するものではありません。 また、予告なしに内容を変更することがありますのでご注意ください。 商用目的で情報の内容を第三者へ提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることは出来ません。 情報の内容によって生じた如何なる損害についても、弊社は一切の責任を負いません。