欧州マーケットダイジェスト・30日 英株最高値・金利上昇・ドル底堅い

(30日終値:31日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.33円(30日15時時点比△0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.82円(△0.05円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1756ドル(▲0.0019ドル)
FTSE100種総合株価指数:9940.71(前営業日比△74.18)
ドイツ株式指数(DAX):24490.41(△139.29)
10年物英国債利回り:4.498%(△0.012%)
10年物独国債利回り:2.855%(△0.026%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
12月スイスKOF景気先行指数
         103.4      101.7

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は底堅い動き。年末年始を控えて取引参加者が少なく薄商いが続く中、円買い・ドル売りが先行。前日の安値155.92円を下抜けると目先のストップロスを巻き込んで、19時30分過ぎに一時155.75円まで値を下げた。
 ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。18日の安値155.29円が目先サポートとして働いたほか、米長期金利の上昇に伴う円売り・ドル買いが出て一時156.57円と日通し高値を更新した。10月米住宅価格指数や10月米ケース・シラー住宅価格指数、12月米シカゴ購買部協会景気指数が予想を上回ったことも相場を下支えした。
 もっとも、ロンドン16時(日本時間1時)のフィキシングに絡んだドル売りのフローが観測されると、156.23円付近まで上値を切り下げた。米長期金利が上昇幅を縮めたことも相場の重し。

・ユーロドルは弱含み。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出ると、前日の安値1.1750ドルを下抜けて一時1.1745ドルと日通し安値を更新した。ただ、ロンドン・フィキシングに絡んだドル売りが出ると1.1767ドル付近まで下げ渋った。米長期金利が上昇幅を縮めたことも相場を下支えした。

・ユーロ円は下値が堅かった。22時過ぎに一時183.42円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ドル円の持ち直しにつれた買いが入ると183.98円付近まで値を戻した。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反発し、史上最高値を更新した。新規材料に乏しい中、来年も英中銀(BOE)が利下げを進めるとの期待から買いが入った。前日に急落した銀先物相場が反発したことで、リオ・ティントやアングロ・アメリカンなど素材株が買われ、相場の押し上げ要因となった面もある。

・フランクフルト株式相場は3日続伸し、10月9日以来の高値となった。年末で商いは低調となったが、持ち高調整などを目的とした買いが優勢となった。個別ではインフィニオンテクノロジーズ(2.69%高)やラインメタル(2.29%高)、バイエル(1.63%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は下落。株高を受けた。

(中村)
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