欧州マーケットダイジェスト・5日 英独株最高値・金利低下・ドル安失速

(5日終値:6日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.33円(5日15時時点比▲0.85円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=183.13円(▲0.54円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1714ドル(△0.0029ドル)
FTSE100種総合株価指数:10004.57(前営業日比△53.43)
ドイツ株式指数(DAX):24868.69(△329.35)
10年物英国債利回り:4.506%(▲0.031%)
10年物独国債利回り:2.870%(▲0.030%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
       <発表値>    <前回発表値>
11月スイス小売売上高
(前年同月比)  2.3%      2.2%・改
12月スイス製造業PMI
        45.8       49.7
11月英消費者信用残高
       21億ポンド   17億ポンド・改
11月英マネーサプライM4
(前月比)   0.8%      ▲0.2%
(前年比)   4.3%       3.5%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は頭が重かった。アジア時間に一時157.30円まで値を上げたものの、一段と買い上げる材料に乏しい中、欧州勢参入後は徐々に弱含んだ。
 NYの取引時間帯に入ると、一時156.47円まで値を下げたものの、売り一巡後は買い戻しが優勢となり156.98円付近まで下げ渋った。ただ、12月米ISM製造業景況指数が47.9と予想の48.3を下回ると再び弱含む展開に。米10年債利回りが4.15%台まで低下したことも相場の重しとなり、2時30分前に一時156.27円と日通し安値を更新した。

・ユーロドルは下値が堅かった。米10年債利回りが4.18%台まで上昇した場面ではユーロ売り・ドル買いが強まり一時1.1659ドルと昨年12月10日以来の安値を付けたものの、同日安値の1.1622ドルが目先サポートとして働くと買い戻しが優勢に。12月米ISM製造業景況指数が予想を下回ったこともユーロ買い・ドル売りを促し、1.1720ドル付近まで持ち直した。

・ユーロ円は下げ渋り。22時前に一時182.82円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの持ち直しにつれた買いが相場を下支えした。

・ロンドン株式相場は続伸し、史上最高値を更新した。本日の日本株や韓国株が堅調に推移し、英株にも買いの流れが波及した。ロールス・ロイス・ホールディングスやBAEシステムズなど資本財サービス株が買われたほか、リオ・ティントやグレンコアなど素材株が値上がりした。

・フランクフルト株式相場は5日続伸し、史上最高値を更新した。本日の日本株や韓国株の上昇を受けて独株にも買いが波及した。米国株相場の上昇も相場の支援材料。個別ではラインメタル(9.36%高)やインフィニオンテクノロジーズ(4.30%高)、シーメンス・エナジー(3.87%高)などの上昇が目立った。

・欧州債券相場は上昇。

(中村)
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