ニューヨーク外国為替市場概況・21日 ドル円、小反発

 21日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小反発。終値は158.98円と前営業日NY終値(158.92円)と比べて6銭程度のドル高水準だった。「イランの最高指導者が兵器級に近いウランをイラン国内に留め置くよう命じた」との一部報道を受け、原油先物価格が102ドル台半ばまで上昇するとともに買いが強まり、一時159.34円と本日高値を付けた。
 ただ、イラン高官がこの報道を否定すると失速。「パキスタンの仲介により、米イラン合意の最終草案がまとまり、数時間以内に発表される見込み」と伝わり、原油価格が95ドル台後半まで一転下落すると158.82円付近まで下げ、東京午前に付けた158.81円に接近した。

 ユーロドルは反落。終値は1.1619ドルと前営業日NY終値(1.1624ドル)と比べて0.0005ドル程度のユーロ安水準だった。原油高に伴ってドル買い圧力が高まると4月7日以来の安値となる1.1576ドルまで値を下げる場面があった。ただ、米イランの合意期待から原油価格が一転下落すると1.1630ドル付近まで持ち直す場面があった。
 本日発表された4月米住宅着工件数や5月米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は予想を上回った半面、5月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回るなど、強弱入り混じる結果となった。

 ユーロ円は横ばい。終値は184.72円と前営業日NY終値(184.72円)とほぼ同水準だった。NY時間に限れば、184.40-77円の狭いレンジ取引に終始するなど、方向感のない動きとなった。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:158.81円 - 159.34円
ユーロドル:1.1576ドル - 1.1635ドル
ユーロ円:184.40円 - 184.94円


(越後)
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