ニューヨーク外国為替市場概況・22日 ドル円、続伸

 22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は159.18円と前営業日NY終値(158.98円)と比べて20銭程度のドル高水準だった。「パキスタン陸軍参謀総長がイランに向かっている」と中東メディアが伝えたことで原油先物価格が下落するにつれて158.99円付近まで売りが先行した。ただ、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「利下げバイアスの完全な撤廃を支持」「インフレがすぐに収まらなければ、利上げを排除することはできない」と発言し、米10年債利回りが4.52%台から4.58%台まで一転して上昇すると反発。1時前には159.23円まで本日高値を付けた。もっとも、NY市場での値幅は24銭程度と非常に狭かった。来週月曜日がメモリアルデーで米市場が休場であるため、3連休を前に市場参加者が極端に少なかった影響もあった。
 米連邦準備理事会(FRB)のケビン・ウォーシュ新議長の就任宣誓式が行われ、トランプ米大統領は「完全に独立した立場で職務に当たることを望む」と述べたほか、ウォーシュ氏は「独立性と毅然とした決意をもって臨めば、インフレはもっと低く抑えることができる」などと発言した。

 ユーロドルは続落。終値は1.1603ドルと前営業日NY終値(1.1619ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。原油価格が下落したことでNY序盤に1.1618ドル付近まで上げたが、ウォラーFRB理事のタカ派発言で米長期金利が上昇すると一時1.1588ドルと日通し安値を付けた。もっとも、原油価格が一段と下落したため、その後は1.1619ドル近辺まで切り返すなど、狭い値幅の中で上下した。

 ユーロ円はほぼ横ばい。終値は184.71円と前営業日NY終値(184.72円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルが安値を付けたタイミングで184.45円まで下落したが、その後はユーロドルの下げ渋りや堅調な日米株価指数を支えに買い戻しが優勢に。一時184.86円まで切り返した。

本日これまでの参考レンジ 
ドル円:158.91円 - 159.23円
ユーロドル:1.1588ドル - 1.1622ドル
ユーロ円:184.45円 - 184.86円


(越後)
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