欧州マーケットダイジェスト・26日 株安・原油安・ドル底堅い

(26日終値:27日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=161.77円(26日15時時点比△0.23円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=184.19円(△0.38円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1386ドル(△0.0008ドル)
FTSE100種総合株価指数:10508.02(前営業日比▲21.87)
ドイツ株式指数(DAX):24671.22(▲323.61)
10年物英国債利回り:4.731%(△0.032%)
10年物独国債利回り:2.851%(▲0.006%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な欧州経済指標)
特になし

(各市場の動き)
・ユーロドルは伸び悩み。米長期金利の低下やWTI原油先物相場の下落などを手掛かりにユーロ買い・ドル売りが先行。週末を控えたポジション調整目的のユーロ買い・ドル売りも入り、22時前に一時1.1434ドルと日通し高値を付けた。
 ただ、一目均衡表転換線が位置する1.1473ドルがレジスタンスとして意識されると次第に上値が重くなった。市場では「月末・期末が近づく中、ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングに絡んだドル買いのフローが観測された」との声も聞かれた。フィキシング通過後もドル高の流れが継続し、1時30分過ぎに1.1383ドル付近まで下押しした。
 なお、米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は「2026年には1回の利上げを想定」「2027年には金利が据え置かれると予想」と述べたと伝わった。

・ドル円は下値が堅かった。日本時間夕刻に一時161.53円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。ユーロドルの伸び悩みに伴う円売り・ドル買いが出たほか、ロンドン・フィキシングに絡んだ買いが相場を下支えした。3時前には161.78円付近まで値を戻した。
 もっとも、162円の大台を前に政府・日銀による為替介入への警戒感は高まっており、上値は限定的だった。

・ユーロ円は伸び悩み。22時前に一時184.83円と本日高値を付けたものの、買い一巡後は徐々に弱含む展開に。1時30分過ぎには184.14円付近まで下押しした。ユーロドルにつれた動きとなった。

・ロンドン株式相場は3日ぶりに反落。本日の日本株や韓国株が大幅に下落したことを受けて投資家心理が悪化すると、英株にも売りが出た。原油先物相場の下落を背景に、BPやシェルなどエネルギー株が売られた。HSBCホールディングスやバークレイズなど金融株も値下がりした。

・フランクフルト株式相場は反落。本日のアジア市場では半導体・AI関連銘柄への売りを背景に、日本株や韓国株が大幅に下落。投資家心理が悪化し、売りが優勢となった。個別ではザランド(6.32%安)やシーメンス・エナジー(5.84%安)、インフィニオンテクノロジーズ(4.52%安)などの下げが目立った。

・欧州債券相場は英国債が下落した一方、独国債が上昇した。

(中村)
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