株式明日の戦略-乱高下するも終値では横ばい、TOPIXの高値更新は主役交代のサイン?

 6日の日経平均は小幅反落。終値は6円安の69737円。

 東証プライムの騰落銘柄数は値上がり1142/値下がり384。日経報道から防衛関連の注目度が高まり、三菱重工、川崎重工、IHIの大手3社がそろって急伸。三井E&Sやジャパンエンジンなど船舶関連にも資金が向かった。AI関連が嫌われた一方で、NEC、野村総研、フリーなど、AIを理由に売られていた銘柄の一角が大幅上昇。田辺ファーマファクトリーの完全子会社化と製造販売承認の承継を発表した東和薬品が買いを集めた。

 一方、AI関連の多くが弱く、太陽誘電や村田製作所など電子部品株が急落。SCREENやソシオネクストなど半導体株の一角が大幅安となった。キオクシアHDは売り一巡後は下げ渋ったものの、2%台の下落。AI関連に流れが向かない中、半導体製造装置に使われる真空パーツなどを手がけるマルマエは、3Qの大幅増収増益が好感されず急落した。

 日経平均は場中は荒い動きとなったが、ほぼ横ばいで終了。上でも下でも値幅が出れば修正が入った。TOPIXが史上最高値を更新してきたことは、日本株の上昇継続に対する期待を高める。AI関連は急にさえなくなってきたが、休場前2日の米国で急落したサンディスク、マイクロン、コーニングなどが持ち直してくるかどうかが注目される。強い切り返しが見られるようなら日本でもAI関連が主役に返り咲くだろうが、もたつくようなら主役交代はあり得る。きょうは防衛関連に強い動きが見られた。目先はAI関連よりもAI関連以外の方が、ニュースやリリースに対するポジティブな反応が大きくなる可能性がある。
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