株式明日の戦略-AI関連が復活して4桁上昇、来週も注目企業の決算が目白押し
31日の日経平均は大幅続伸。終値は2494円高の64362円。小高く始まったものの、一気に上げ幅を4桁に拡大。米国でマイクロソフトが決算を受けて急騰し、AI関連の多くが大幅高となったことから、日本でもAI関連の多くに強い買いが入った。AI関連以外には売られる銘柄が多く物色には濃淡がついたが、買われる銘柄のポジティブインパクトが大きく、62000円、63000円、64000円、65000円の節目を次々に突破。高いところでは3400円超上昇して65300円台まで水準を切り上げた。
10時台半ば辺りで買いが一巡すると、そこからはしばらく上げ幅を縮小。昼休みに日銀が金融政策の現状維持を発表してドル円は円安に振れたが、織り込み済みの結果でもあり、日本株への影響は限られた。指数は64000円を下回ったところで盛り返すと、13時以降は引け後の植田総裁会見やキオクシアホールディングス<285A.T>の決算発表を前に動意が乏しくなった。日経平均が4.0%高、TOPIXが1.3%高と、日経平均のパフォーマンスの良さが際立った。
東証プライムの売買代金は概算で10兆1000億円。業種別では非鉄金属、電気機器、ガラス・土石などが上昇した一方、医薬品、不動産、陸運などが下落した。1Qが大幅な増益となり、通期の見通しも引き上げたパナソニック ホールディングス<6752.T>が、場中は値が付かずストップ高比例配分。半面、1Qが減益着地となったデンソー<6902.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり612/値下がり922と、値下がり銘柄の方が多かった。米国でサンディスクなどメモリ関連が急騰したことから、キオクシアHDが決算発表を前にストップ高比例配分。AI関連では村田製作所、太陽誘電、イビデンなどもストップ高比例配分となった。ソフトバンクGやアドバンテストが一時ストップ高。上方修正を発表した東京エレクトロンは、高く始まった後は伸び悩んだものの、6%を超える上昇となった。
一方、介入とみられる動きで為替が急速に円高に振れたことから、ホンダ、日産自動車、スズキなど自動車株が軒並み安。AI関連が売られていた局面で買われていた銘柄群が弱く、任天堂やコナミGなどゲーム株の多くが大幅安となった。NECや富士通などソフトウェア関連が全般軟調。決算も失望を誘った野村総研は2桁の下落率となった。決算発表銘柄では第一三共やアイシンなども厳しい下げとなり、1Qの営業減益が嫌気されたコニカミノルタがストップ安となった。
きょうはAI関連が凄まじい上昇となった。パナソニックHD、キオクシアHD、村田製作所、太陽誘電、イビデンがストップ高比例配分で上昇率が10%を超える銘柄も続出するというのは、なかなかレアな動き、AI関連はようやく下げ止まった程度の銘柄も多く、ここから売りを仕掛けるのもリスクがある。転換点となった可能性もあるだけに、AI関連の踏み上げ的な上昇に期待したいところだ。
日経平均は6月の下げでテクニカルの節目の多くを明確に下回ったが、26週線(61124円、31日時点、以下同じ)近辺まで調整を入れたところで切り返した。ここから順調に戻すと仮定した場合に抵抗となる可能性があるのが、13週線(66032円)や25日線(66880円)など。言い換えれば、66000円~67000円レベルを難なく超えることができれば、6月の下げは一時的な調整に過ぎなかったとの見方が強まってくる。きょうレベルの上昇が見られれば届く水準でもあるだけに、地合いが一気に改善するシナリオにも備えておきたい。
【来週の見通し】
堅調か。国内は決算発表ラッシュとなり、三菱UFJ、トヨタ、ソフトバンクGなど注目度の高い銘柄の発表が目白押し。8月第1週で金曜には米国の雇用統計が発表されるが、FOMCを消化したばかりでもあり、さほど警戒感は高まらないだろう。足元で不安定な動きを見せていたAI関連も7月最終週に一定の切り返しを見せたことから、個別物色に全力投球といった地合いが想定される。今週の日経平均が6万円に接近したところで鋭角的に切り返したこと、世界的にAI関連に対する売り圧力が和らいでいることなどから、弱材料に耐性を示して週間では上昇すると予想する。
10時台半ば辺りで買いが一巡すると、そこからはしばらく上げ幅を縮小。昼休みに日銀が金融政策の現状維持を発表してドル円は円安に振れたが、織り込み済みの結果でもあり、日本株への影響は限られた。指数は64000円を下回ったところで盛り返すと、13時以降は引け後の植田総裁会見やキオクシアホールディングス<285A.T>の決算発表を前に動意が乏しくなった。日経平均が4.0%高、TOPIXが1.3%高と、日経平均のパフォーマンスの良さが際立った。
東証プライムの売買代金は概算で10兆1000億円。業種別では非鉄金属、電気機器、ガラス・土石などが上昇した一方、医薬品、不動産、陸運などが下落した。1Qが大幅な増益となり、通期の見通しも引き上げたパナソニック ホールディングス<6752.T>が、場中は値が付かずストップ高比例配分。半面、1Qが減益着地となったデンソー<6902.T>が急落した。
東証プライムの騰落銘柄数は値上がり612/値下がり922と、値下がり銘柄の方が多かった。米国でサンディスクなどメモリ関連が急騰したことから、キオクシアHDが決算発表を前にストップ高比例配分。AI関連では村田製作所、太陽誘電、イビデンなどもストップ高比例配分となった。ソフトバンクGやアドバンテストが一時ストップ高。上方修正を発表した東京エレクトロンは、高く始まった後は伸び悩んだものの、6%を超える上昇となった。
一方、介入とみられる動きで為替が急速に円高に振れたことから、ホンダ、日産自動車、スズキなど自動車株が軒並み安。AI関連が売られていた局面で買われていた銘柄群が弱く、任天堂やコナミGなどゲーム株の多くが大幅安となった。NECや富士通などソフトウェア関連が全般軟調。決算も失望を誘った野村総研は2桁の下落率となった。決算発表銘柄では第一三共やアイシンなども厳しい下げとなり、1Qの営業減益が嫌気されたコニカミノルタがストップ安となった。
きょうはAI関連が凄まじい上昇となった。パナソニックHD、キオクシアHD、村田製作所、太陽誘電、イビデンがストップ高比例配分で上昇率が10%を超える銘柄も続出するというのは、なかなかレアな動き、AI関連はようやく下げ止まった程度の銘柄も多く、ここから売りを仕掛けるのもリスクがある。転換点となった可能性もあるだけに、AI関連の踏み上げ的な上昇に期待したいところだ。
日経平均は6月の下げでテクニカルの節目の多くを明確に下回ったが、26週線(61124円、31日時点、以下同じ)近辺まで調整を入れたところで切り返した。ここから順調に戻すと仮定した場合に抵抗となる可能性があるのが、13週線(66032円)や25日線(66880円)など。言い換えれば、66000円~67000円レベルを難なく超えることができれば、6月の下げは一時的な調整に過ぎなかったとの見方が強まってくる。きょうレベルの上昇が見られれば届く水準でもあるだけに、地合いが一気に改善するシナリオにも備えておきたい。
【来週の見通し】
堅調か。国内は決算発表ラッシュとなり、三菱UFJ、トヨタ、ソフトバンクGなど注目度の高い銘柄の発表が目白押し。8月第1週で金曜には米国の雇用統計が発表されるが、FOMCを消化したばかりでもあり、さほど警戒感は高まらないだろう。足元で不安定な動きを見せていたAI関連も7月最終週に一定の切り返しを見せたことから、個別物色に全力投球といった地合いが想定される。今週の日経平均が6万円に接近したところで鋭角的に切り返したこと、世界的にAI関連に対する売り圧力が和らいでいることなどから、弱材料に耐性を示して週間では上昇すると予想する。