16日香港株=上値が重いか、FOMC結果発表を前に様子見

 16日の香港市場は上値が重いか。前日のハンセン指数終値は7月17日以来約2カ月ぶり安値とあって買い直しが入りやすい半面、米原油高と米金利上昇を背景に15日の米株式相場が下落しており、相場の重荷となりそうだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を香港時間17日未明に控え、投資家が積極的な売買を手控える展開があり得る。

 15日のNY債券市場で、米長期金利の指標となる米10年債利回りが一時5.041%と2007年以来の高水準に上昇した。また、イエメンの親イラン武装組織フーシによる攻撃などでサウジアラビアからの原油輸出が一段と細る可能性が高まり、米原油先物相場が1バレル106米ドル台と5月中旬以来の高値を付けた。

 15日のNY株式相場は、ダウ平均など主要3指数がそろって続落となった。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、香港公益株のホンコン・チャイナガス(00003)、中国インターネットサービス大手のテンセント(00700)が香港終値を下回った半面、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、香港不動産開発の長江実業集団(01113)が上回って引けた。

(小針)
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